家の掃除 ~ 玄関編

毎日お出かけしたり、戻ってきたときにまず最初に目にする場所。
お客様をお迎えする、家の顔でもある玄関。
しかし、お掃除・片付けは後回しにしがちな場所でもあります。

風水の考え方では、玄関は清潔にすることでよい運気を呼びます。
玄関はその家の状態を一番語っていると考えられ、玄関が整理整頓された家は、家庭円満になり、経済力もついてきます。

誰もが目にする玄関、どんなことに気を付けてお片付け、お掃除していけばいいのでしょうか。

玄関の「お片付け」

まず、お掃除の前に必要になるのはお片付けです。
靴、傘、スポーツ用品、おもちゃなど、玄関は簡単に散らかってしまいます。

靴は玄関収納にしまいましょう。

使用後はしっかり乾かしてから、たたんで収納しましょう。
玄関の傘立ても片付けましょう!

おもちゃ

外遊び用のおもちゃは形もサイズもバラバラ。
きれいに並べるのはなかなか難しいので、ひと工夫必要です。
フックを使って壁に掛けたり(なわとびなど)、ボール類や砂場のおもちゃなどはネットに入れると壁にかけられますし、持ち運びも便利です。
玄関収納を整理して、おもちゃ専用スペースを作って収納できるようにすると、玄関がすっきりします。
玄関用のほうきなども、玄関収納に入れるなどすると、見た目もすっきりしますね。

玄関の「お掃除」

片付いたところで、今度はお掃除の方法です。

出入りの頻繁な玄関には、靴裏に付いた土や砂、ごみ、枯れ葉、花粉や黄砂、PM2.5(微小粒子状物質)や排気ガスなどの汚れが。
また、髪の毛や小さなほこり、ペットを飼っているご家庭では細かい毛などもたまっていきます。

玄関のたたきの汚れを放置しておくと、風で室内に吹き込んでしまいますし、雨の日の水分などでさらに強固な汚れになります。
黒ずんだタイルになってしまう前に、こまめにお掃除することが大切です。

日頃のお掃除

玄関のドアを開けて、玄関に置いてあるものを一旦移動しましょう。
ほうきで掃くか、掃除機をかけてください。
土ぼこりなど目に見える汚れを取り除いた後で、固く絞った雑巾で水拭きすると、なおきれいになります。
水拭き後は通気して乾燥させましょう。

しっかりしたお掃除

人工素材のたたき

まず、水に濡らしてゆるく絞った雑巾で、たたき全体を濡らし、デッキブラシ、たわしなどのブラシでこすって汚れを落とします。
目地の汚れは、ブラシでこすって取り除きます。汚れが頑固でなかなか落ちないときは、水をスプレーして汚れをゆるめながらこすってみてください。
最後に、固く絞った雑巾で汚れを拭き取ります。

天然石のたたき

たたきの材質が天然石の場合は、天然石が傷付くおそれがありますので、ブラシを使わずに掃除するようにします。
また、変色のおそれがあるため、酸性・アルカリ性の洗剤の使用は避けましょう。

玄関ドアのお掃除

まずほうきなどでほこりを払ってから、内部、外部とも固く絞った雑巾で拭きあげましょう。
手で触れるドアノブも忘れすに。除菌したい場合は、アルコールで拭きあげてください。
インターフォン、鍵穴なども埃の貯まりやすい場所です。忘れずに拭きましょう。

靴箱

湿気がこもりやすく、匂いがしたり、カビが生えたりしやすい場所ですので、通気しましょう。
内部を全部取り出して、ほうき、掃除機などで、汚れを吸い込みます。
靴箱が水を吸ってしまうの素材の場合はアルコールで、水拭きしても大丈夫な場合は固く絞った雑巾で、拭きあげてください。
棚板を外して丸洗いできる場合は、お天気のいい日に丸洗いするのもおススメです。

最後に

最後に、玄関のお掃除は天気のいい日がおすすめです。
雨の降る前は、さっとほうきで掃いておくと、キレイが長持ちします。
いつもピカピカな玄関で過ごしたいですね!

ご自身ではなかなか難しい方は、お片付けのプロ、掃除のプロに一度依頼してみるのもひとつの方法です。
キレイのイメージがつかめると、ご自身でも維持ができるようになりますよ。